誰も真似したいとは思わない世界 | 突発性難聴のこと

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久しぶりに大学病院へ行ってきた

タイトルをみて『突発性難聴再発か?』と思われた方もいるであろう。

半分当たりである。

以前からどうも耳がつまったような違和感を覚えていたので、『病は気から』と言い訳することなく病院へ行くことにした。

ただ、今回は聴力が低下しているという自覚はなく、軽いだろうなとは予想していた。

しかも違和感があるのは主に朝方のみであり、そのとき薬を飲めばその日はそれほど問題なかった。

大学病院へ行き、聴力検査と診察。

聴力検査の結果はほぼ平常値であり、取り敢えず一安心。

先生の話では、どうもこれは再発ではなく、以前のやつがまだ若干残っている状態のようだ。

耳の神経が一度弱ると、100%回復というのはなかなか困難で、数値上では回復していても違和感が残ることが少なくないようである。

調子が悪いときだけ薬を飲むようにとのことであった。

まあ予想通りの展開であり、特にショックをうけることもなかった。

『闘病生活再び!』という感覚もない。

『今まで通りの生活』、ただそれだけのことである。


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祝 突発性難聴完治宣言

半年以上にわたって私を苦しめ続けた突発性難聴との闘病生活が本日をもって終結した。

しかも、完治宣言という最高の結果であった。

聴力検査の結果は前回に引き続いていたって正常であり、あらためてアップするまでもあるまい。

最近は自覚症状もなくなっており、悪くなっている気はしていなかったが、予想以上の結果となった。

今日は普段はやらならいような検査も行ったが、そこでも問題がなかったので今回『薬をゼロにする』という判断が下ったわけである。

しかも悪くならない限りは以降通院する必要もないとのことであった。

よって本日をもって私の闘病生活はとりあえず終結したことになる。

『とりあえず』と書いたのはそれなりの理由がある。

この病気は再発する可能性が比較的あるとのことであった。

まず第一関門は薬をやめたら再発するパターンであり、一・二週間の間が山場である。

第二関門は、一年以内の再発の可能性であり、これもそれなりに可能性がある。

こう考えると終結というよりは休戦といった方が適切だという声もありそうだが、私からすれば毎月通院する必要もなく、高額な薬を飲む必要がなくなったことは、終結と評価してもよいと思う。

半年間の闘病を振り返ってみると、いろいろなことがあった。

昨年12月5日に突然右耳の聴力が急激に落ちたときは、最初は何が起こったのわからなかった。

今だから言えるが、この日はカラオケで長時間歌っていたこともあり、その因果関係を私は恐れた。

カラオケとは関係がないことを告げられたときはほっとしさえしたものである。

しかし事態はそう単純ではなかった。

突発性難聴と診断されてしまったのだ。

ただ診断された当初はあまり深刻なものだとは考えていなかった。

薬を処方されても、まあ飲んでいればそのうち治るだろうと軽く考えていたのだ。

しかし家に帰って軽い気持ちで病名を検索していると、そんな楽観的な気持ちは消えた、

百歩譲って薬をたくさん飲むことは耐えられるとしても、それを忠実に守ったところで完治するとは限らないこと、しかも完治する可能性が低いことを知った時、事態が深刻であることに気づいたのである。

カラオケは勿論のこと、飲酒も制限がかかり普段から晩酌が習慣化していた私にとってはなかなかつらいものであった。

当初は大量のステロイドを服用しなければならず、眠気と頭痛に悩まされながら卒業論文を書かなければならなかった。

薬の額が月10000円近くかかるのはなかなか厄介であったが、先ほど述べたとおり、それを飲めば治るという確証がないことこそが問題であった。

初期の薬は聴力の低下の阻止が目的であったから、悪くはならないが改善するわけでもない。

回復の兆しが見られない時期はなかなか不安であった。

しかし不思議なもので、いつ治るかはわからないにしても、治らないという感覚はなぜかなかった。

もちろん確固たる根拠があったわけではなかったが、以前の記事をみてもらってもわかるが、まだ完治していなかったころから「治らなかったら治らなかったで、またその時考えよう」という楽観的な感覚を持っていた。

これは早期に治療を開始したかいもあって突発性難聴の程度が比較的軽度ですんだことが大きかった。

そのため私は、日常生活における種々の制限を、一応守りながらもところどころで例外を設けていた。

例えば禁酒令について。

確かに晩酌をやめ酒量は減らしたが、月一回ペースで行われた新宿での飲み会だけは例外であった。

当時も焼酎のボトル1本くらいは飲んでいたと思う。

音楽についてはどうか。

さすがにカラオケについては控えていたが、音楽を聴くことをやめたわけではなかった。

ヘッドホンで音楽を聴く事を完全に断つことはしなかった。

しかし、聴く時間は格段に減った。

耳の事を考えてということもあったが、やはり左右で音の聴こえ方がまったく異なるため、どうもバランスが悪く、聴いているとリラックスどころかイライラすることさえあったので、自然とヘッドホンで音楽を聴くことは以前ほどではなくなったのである(それでもある程度は聴いていた)。

こうした例外を設けてしまうと治りが遅くなるということは容易に想像できたが、いつ治るかという見通しが立たない以上制限だらけの生活を送ることは望まなかった。

多少治りが遅くなっても、ある程度は音楽も酒も楽しむことにしたのである。

回復するにつれてこうした制限は徐々に解除され、次第に日常生活が送れるようになっていった。

そのあたりのことは毎回の記事(「突発性難聴のこと」というカテゴリー)で触れたのであらためて書くことはしない。

そして今日の日を迎えた。

耳の状況がよく、「今回は薬が減るかな」とは予想していた。

大学病院ではまず聴力検査を行う。

毎度のことですっかり慣れてしまったが、毎回悪くなっていないかと多少緊張はする。

今回は特に聴き取れない音もなく、かなりいい結果を期待していた。

今日の診察はいつもとは違っていた。

毎度のことなので、次にどんな診察をやるかということはすっかり覚えてしまっていたが、今回はなにやら見慣れない機器を用いるので、「なにかまずいところがあったのか?」と少々不安になった。

しかし、それは完治かどうかを最終判断するためのある種の精密検査であったらしい。

検査の結果異常がなかったので、医師から「薬をゼロにする」という判断が下された。

しかも自覚症状がでなければもう通院しなくてもよいとのことであった。

そして再発についての説明をうけた。その件については冒頭で述べたので割愛する。

私はこのとき割と落ち着いていたのだが、診察室を出た後で、天井の方をみてため息をついた。

言うまでもなく落胆のため息でなく、「これで終わったのだ」ということでほっとしたという意味でのため息であった。

冒頭で述べたとおり再発のリスクはそれなりにあるが、それでも今日はとりあえず治ってよかったということで、岡山市内の行きつけのバーで飲むことにした。

だいぶご無沙汰であったので忘れ去られているかと思ったが、決してそんなことはなかった。

久しぶりの再会?をはたし、マスターとしばらく世間話をした。

会話中の私は、嬉しさを顔に出すまいと思っていたが、マスターさんから見ればあきらかに顔が出ていたようだった。

マスターさんは私に、「ユウキさん、最近何かいいことがあったの?」と聞いてきた。

私は「ちょっとね・・・(^_^)」と笑顔で言った。

別に笑顔をつくろうとしていたわけではないのだが、顔が勝手に笑顔になっていたことはその時自覚できた。

その後久しぶりの再会ということでボトルを1本入れて飲んだ。

平日であったこともあり、他に客が1人しかおらず、カウンターでマスターさんやバーテンダーの方、そのお客さんと話しながらしばらく過ごした。

大学院生活や車の免許の話、新宿の人たちの話をしたが、突発性難聴の話はしなかった。

経緯を話すのが面倒だということもあったが、どうも話す気にはならなかった。

別に話したところで他人に理解できるわけがないと考えているわけではない。

ただ、何というか「恋人ができた」とか「試験に合格した」という類のものとは性質が違う。

うまく表現できないが、みんなで喜びを共有したりするよりは、むしろ1人静かに「半年間お疲れさん」と自身を労ってあげたいと思った。

そのためマスターさんやバーテンダーさんと店のカラオケで何曲か歌ったりもしたが、基本的にはまったりと飲んでいた。

そういえば今日歌った曲はしっとりとしてバラード系ばかりであったが、これも偶然ではなかったのかもしれない。

そういえばいつもならそれなりに食べるつまみの類も今日はお通しを除けば全くといっていいほど食べなかった。

「健康である」という事実をかみしめながら飲んでいたからではないかと個人的には思っている。

普段と同じ酒を飲んでいるはずだが、なんだかいつもよりおいしい気がした。

2時間くらいいたであろうか。

次の日も授業があるため、店を出た。

今日は歩きたい気分であったので、家まで歩いて帰った。

そんな時ふと夜空を見上げれば満点の星空が・・・、というほど現実はうまくいかないが、それでも足取り軽く、「健康」である喜びの余韻にひたりながら家までの道を歩いていったのであった。


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順調によくなっているとは言うけれど・・・。

昨日は毎月恒例の突発性難聴治療のための通院日であった。

聴力検査の結果は以下の通り。

DCIM0099_convert_20120509223454.jpg

薬の力を借りてはいるが、正常値を示しており、よかったよかったと言いたいところであるが、正直手ばなしで喜ぶことはできない。

なぜか?

正直ここ数週間、耳の調子はあまりよくなかった。

最近はなくなっていたはずの耳がふさがったような感覚も経験していた。

そのため、今回の聴力検査では結果がよくないことは予想していたし、薬が増えることも覚悟していた。

それが今回のような結果となり、いいことではあるのだがちょっと戸惑っているのが現状である。

この日が偶然よかったのか、それともここ数週間の違和感が気のせいであったのか・・・。

医師は順調に回復しているというが本当なのだろうか、そんなことを考えてしまう。

素直に喜んでおけばと思う方もいるだろうが、どうも気になる。

発症して半年がすぎた。

年内(早ければ早いにこしたことはないが)の完治を目標に薬を飲み続ける日々である。



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やっぱり健康がいいね

大学院生活がはじまって一週間がたつ。

私が所属している研究室では毎年学生・院生・先生のプロフィール帳を作成しており、当然のことながら私も毎年提出している。

私は毎回学籍番号や住所、趣味などの基本情報を書き、残りのスペースは雑感を長々と書いている。

今年は「やっぱり健康がいいね」と題して突発性難聴のことを書いた。

以下がその記事である。



よく健康なうちは健康のありがたみはわからないといわれる。

私も最近この言葉の意味を痛感させられた。

今年ほど「健康」というものを意識している年はない。

既に知っている人もいるだろうが、12月に突発性難聴を煩って以来、どうも右耳の調子が悪い状況が続いている。

 突発性難聴というのは、読んで字の如く突発的におこる原因不明の難聴のことであり、厚生労働省の特定疾患にも指定されている。

この「原因不明」というところが鍵で、カラオケで長時間歌っていたとかロックバンドのライブを長時間きいていたことが原因である場合は突発性難聴とは言わない。

ストレスが原因であるとよく言われるが、大学病院の先生の話だとあくまで一因であり、原因はまだ解明されていないとのことである。

発症率は2001年の調査によると100万人あたり275人であり、発症率が高いとは言えない。

この病気はある日突然発症する。

私の場合は、2011年12月5日の午後に発症した。

午前中は特になんともなかったが、午後4時頃に突然右耳が塞がった感覚におそわれ、右耳が聞こえにくくなった。

次の日の研究室対抗ソフトボール大会には参加したが、週明けになっても右耳の状態が回復しなかったため、まずは近くの耳鼻科へ行ったが、その後すぐ突発性難聴の疑い強しということで岡大附属病院へ移された。

聴力検査をしてみると右のような結果がでた(ただし、これは薬を服用しているため、薬なしでの数値はもう少し悪い)。

2011122815090000.jpg

簡単に説明するとこのグラフの横軸は音の高さ(右へいくほど高音)縦軸は耳の聞こえ具合を表す。

×印の折れ線グラフが正常な左耳、○印の折れ線グラフが問題がある右耳の検査結果である。

グラフを見るとわかるように特に高音のところで右耳のグラフがかなり落ち込んでいる。

大体縦軸の90まで落ち込むと全く聞こえない状態であり、このレベルになると完治する可能性はかなり低くなりり、三桁に達すると、手の施しようがなくなるとも言われる。

また、早期(1週間がぎりぎりのラインと言われる。浜崎あゆみさんはここを怠ったため片耳の聴力を失っている)に治療しないと聴力はどんどん下がっていく。

MRI検査なども経験したが、基本的に治療はステロイドと薬を用いた治療となる。

1カ月の薬代だけで10000円をこえるという文字通りの薬漬け生活は副作用もきつくなかなかつらいものがあった。

しかし、幸いにも早期に治療をはじめたことで、私は聴力を失わずにすんだ。

発症して4カ月になるが、今では薬を服用していればほぼ通常の聴力を維持できるまでに回復した。

以前存在した禁酒令やカラオケ禁止令も解除された。

実はこの病気は完治する確率が3割―4割と言われることもあり、薬を飲み続けても治るかどうかという怖さがあるのだが、どうやら私はその3―4割に入れたようだ。

今は徐々に薬の量を減らしながら、正常値が維持できるように治療しているところである。

よく障害者の方が「障害は私に大切な事を教えてくれた」という主旨の発言をすることがある。

正直以前の私にはその意味がよくわかっていなかった。

「障害はハンデではない」という主旨の発言を聞くたびに、「障害なんてないにこしたことはないではないか」とばかり思っていた。

しかし、こういう病気を経験してみるとその意味が少しわかった気がする。

今回私の聴力が回復したのは「運」がよかっただけのことである。そもそも治らない可能性の方が高いのだから。

自分は運よく完治しそうだが、治らない人も多くいる。

そして世の中には突発性難聴に限らず様々な障害と付き合っている方が多くいる。

そんな方(視覚でわかる場合だが)や高齢者が困っている姿を見かけたときには、以前にもましてお手伝いできることはないかと声をかけずにはいられなくなった自分がいる。

私の闘病生活はもう少し続きそうだが、そういう意味ではこの突発性難聴というやつは、私に人間として大切な事を教えてくれたに違いない。


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(薬を服用していれば)ほぼ聴力が回復した。

今日は毎月恒例の通院の日であった。

突発性難聴になって4か月が過ぎたが、最近は完治の見通しがたっているため、以前よりも気が楽である。

聴力検査の結果は以下の通り。

DCIM0044_convert_20120410223217.jpg

担当の医師も驚くほど回復していた。

ほぼ正常値といってよい(ただしあくまで薬を飲むことで維持された数値である)。

あとは薬を減らしてこの数値を維持し最終的には薬をゼロにする。

残念ながら今回は薬の量が減ることはなかったが、次回も同様の数値を示せば減らすことになるという。

この調子で回復すれば早ければ夏休みの頃には「健康体」に戻れるかもしれない。

もう日常生活に支障をきたすことはほとんどない。

イヤホンで音楽を聴いても左右の耳できこえ方がまったく違うということもない。

当然日常生活で何らかの制限が加えられることもない。

完治する日はすぐそばまで来ている(はず)。


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